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Urban Guitar SAYONARA

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x3d5 – 『Binary Protection』

2月 9th, 2010

 
 x3d5 – 『Binary Protection』


 - Tracklist –
 01. Snow Factory
 02. Automatic Weather Station (feat. Plastique)
 03. Fracture
 04. Nord
 05. My Work
 06. Khna (feat. Plastique)
 07. Wall
 08. Microsity
 09. Train
 10. Into Hybrid Engine (feat. Plastique)


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 Release Date : 2010.02.01
 Label : Fusion Netlabel

 Keywords : Ambient, Electronica, Experimental, IDM.


 - x3d5 on MySpace


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 ロシアのFusion Netlabelより。x3d5の作品。これが初のリリースになるのでしょうか。これ以前の作品は見当たりませんでした。

 Ambientというか、浮遊感のあるIDMですね。IDMと言っても、硬質な感触はあまりなくて、モヤモヤした形の定まらない空気の中で、淡いリズムが鳴っている、抽象的な音像です。Droneの向こうで木霊するリズムが冬の景色を広げていく”Snow Factory”、曇り空をただよう雲の流れを思わせるAmbienceに、ブチブチ、ピリピリしたリズム(というかエフェクトか)が絡む”Nord”、雨滴が水面に生む波紋のような広がりと硬質なリズムの交わりから、電子のメロディが展開する”My Work”が聴き所です(もちろん個人的に)。
 何曲かで客演しているPlastiqueについても情報がほとんどなくて、詳しいことは分かりませんでした。気になる人は自身で調査にGo! いわゆるエレクトロニカって匿名的で、そういうところも好きなんだけど、いざ書く段階になると、印象以外に書くことがなくなっちゃうのが玉に瑕(笑)。ってことを改めて思い知らされた。まあ玉に瑕と言ったって、そんなもんは私の事情であって、曲には何の罪もないです、当然。なんだこの文章。


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x3d5 – Snow Factory
※曲は4分半ほどで終わりますが、後は無音が続きます。なぜ。


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euphoria – 『Fluidify』 [123R-DL1]

2月 9th, 2010

 
 euphoria – 『Fluidify』 [123R-DL1]


 - Tracklist –
 01. Stay Alert!
 02. Parabola
 03. Monotone Bed
 04. Morning Alarm
 05. Circus Boy
 06. Letter From Winter
 07. Mystic Room
 08. Melt Fe
 09. Random Walk
 10. Cat In Blanket
 11. Fluidify


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 Release Date : 2010.02.05
 Label : 123 Records

 Keywords : Alternative, Post-Rock, Rock.


 - euphoria official website*
 - euphoria on MySpace / on Facebook / on YouTube / on Twitter

 - organic stereo official website*
 - organic stereo on MySpace


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 日本は東京都の3ピースバンドeuphoria(ユーフォリア)。彼らの4枚目のアルバムがなんと全曲無料で配信されました。いわゆるネットリリースをメインに活動してきたわけでもなし、海外バンドとの競演などを通じて一定の評価を獲得してきている彼らが、このような形式でのリリースを選択したことは、何か新しいことの始まりを予感させさえ、する。下記インタビューの前書きでも触れられているように、単曲やシングル単位でのフリーリリースはメジャー/インディー問わずあったかもしれませんが、アルバム全曲、これは非常に稀な試みかと思われます。フィジカルなリリースも後に控えていますが、それに先駆けて無料で配信されている、その裏にある意味は大きい(と思います)。

 私は以前ライヴを観る機会があったのですが、そのときはもっとAmbientな、湿ったイメージが強かったと記憶しているのですが、今作の音は実に乾いていますね。Rock的と言うと語弊がありますが、力強い直線的なサウンドが印象的です。言い方を変えれば即効的。サウンドスケープと言うよりもスナップショット。尺が短い曲も目立ちます。ただし、アルバム全体通じてひとつの大きな流れがあるような、そんな感触が、聴いた後にのこりました。

 詳しくは下記インタビューに譲りますが、”無料で配信”するきっかけや、その影響について、金銭的な話がほとんど出てきていないのが、印象的でした。メンバーの3人がそれぞれにウェブデザイナーやイラストレーターという職業を持っていることも、やはり関係あるのでしょうね。これをきっかけにして、リスナーとのつながりが生まれ、その先にライヴがあり、フィードバックがあり、そしてまた自身が進んでいく、そこにあるサイクル、そういったものに思考の焦点が向かっている。そう考えると、もし無料での配信という形態があるレベルで定着してくると、商品として音楽を作る、つまり純粋に音楽で飯を食べていく道を選んでいる側の意識ってのは、どうなっていくんでしょうね。・・・ちょっと飛躍しますが、いわゆる”芸術性と商業性”のバランスを意図的に取れる人は、本当にすごいなあと思いますね。


 Related Article :
 ≫ なぜ無料配信アルバムなのか? euphoriaインタビュー



Madam Bovary – 『Discours Amoureux』 [tvei07]

2月 5th, 2010

 Madam Bovary - 『Discours Amoureux』 [tvei07]
 Madam Bovary – 『Discours Amoureux』 [tvei07]


 - Tracklist –
 01. Please
 02. Mary
 03. Meat
 04. Away

Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.

 - 02. Mary


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 Release Date : 2010.01.13
 Label : Tavern Eightieth

 Keywords : Ambient, Electronic, Experimental, Noise, Pop.


 - Madam Bovary on MySpace / on Last.fm


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 コペンハーゲンとリーズに居を構えるレーベル、Tavern Eightiethより。イギリスはリーズのソロ・アーティスト、Madame Bovary(Teresa Winter)の作品。フローベルの著作『ボヴァリー夫人』をアーティスト名に用いた意図は分かりませんが(っていうか私読んでないしね)、甘ったるくて、そのくせ破滅的なサウンドスタイルが『ボヴァリー夫人』の破滅の生涯に重なるのか・・・ってかやはり読んでないくせに強引な結びつけやめておこうね。
 
 ありがたくもこの音にジャンル的なものが付与されておりまして、Noise-Popと呼ぶことが許されているようです。Noise-Popと言われても私の場合、正直Sonic Youthくらいしか名前を出せませんが、どうやらZola Jesus, U.S. Girls, Kría Brekkan, Ariel Pink, TICKLEY FEATHERなどというアーティストが今作と通じる音を鳴らされているようですので、気になった人は探ってみてください。私はまったく存じませんでしたが!
 メロディとTeresaの声にある甘さは確かにPop。けれどそこに為される電気的処理が尋常でないですね。膨張し、歪み、ひきつり。明らかに一般的なラインからは逸脱しています。その逸脱っぷりがNoiseを感じさせるわけですが、その電気的砂嵐の向こうから浮かび上がるメロディが(ときに夢想的な響きを伴い)音楽となって耳を刺激するわけです。このバランスがアメイジング。不思議な作品です。M-4なんて、最後ほとんど地響きですよ。このままボリューム上がり続けたらどうしようかと一瞬不安になる。


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cerror – 『Rainbow parade』

2月 4th, 2010

 
 cerror – 『Rainbow parade』


 - Tracklist –
 01. A summer afternoon
 02. Herr doktor
 03. Moonbeam
 04. Close encounters
 05. Je vader
 06. Comb
 07. Pandas
 08. Complainte pour ste catherine
 09. Je moeder
 10. Megaphone
 11. Okay then
 12. Whoppa
 13. Cheeky girls fast food


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/cerror.bandcamp.com/album/rainbow-parade');" href="http://cerror.bandcamp.com/album/rainbow-parade">A summer afternoon by cerror</a>


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 Release Date : 2009.11.06
 Release : bandcamp

 Keywords : Chiptune, Melodic.


 - cerror
 - cerror on Last.fm / on bandcamp


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 オランダのcerrorことRoel Heerspinkの作品。余計な言葉など必要ないくらい、見事なChiptuneです。未だかつて私が聴いたことのないくらいメロディに富んでいて、M-1を聴いた途端、思わず笑顔になってしまいました。そのくらいインパクトのある、強いメロディ。また、各曲が短いので、なかなかお腹いっぱいにならず、ついまた”あの”メロディに触れたくなって、繰り返し聴きたくなる、中毒性の高い作品でもあります。

 哀愁あるメロディが思わせる夜の都市風景は、前に取り上げたRico Zeroneの『Quick Freeze』に通じるように思います。homepageでは、影響源としてmosaikの名前も挙げられていますが、なるほどこの電子的かつ異常なまでの耳なじみのよさ、そこに滲むノスタルジー、共通するところがあり、納得です。

 もうとにかく、あのインパクトは忘れられない。それだけで今作は、私にとって奇跡の1枚、と言ってもいいでしょう。上記のhomepageやLast.fmからも、フリーでダウンロードできる音源がありますので、興味を持った方は是非訪れましょう!


 - Related Release :
  ≫ 『Petshop Porno』
  ≫ 『corny』

 - Related Post on this blog :
  ≫ Rico Zerone – 『Quick Freeze』 [DN.04]


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(CC) by – nc – nd 3.0



AEMCLM – 『( Sabr ina Music Video )』 [DWS062]

2月 1st, 2010

 
 AEMCLM – 『( Sabr ina Music Video )』 [DWS062]


 - Tracklist –
 01. Sans Titre (890)
 02. d pa
 03. (Avril09) Sans Titre
 04. (sabr ina music video)s



 - 01. Sans Titre (890)

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 Release Date : 2010.01.30
 Label : deepwhitesoud

 Keywords : Ambient, Electronica, Experimental, Glitch.


 - aemclm
 - AEMCLM on Fairtilizer


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 アメリカのdeepwhitesoundより。以前にも取り上げた、フランスのAEMCLMことMatthieu Silecの作品がリリースされました。

 まさに小品というか、再生後、ふと気がつくと終わってしまっているという、捉え方によってはまさしくAmbientな作品です。機材から放たれる持続音を芯としたならば、目の粗いAmbienceはそれをコーティングする皮膜のような(M-1)。凛としたレイヤーが揺らぎながら、最終的には何処かに吸い込まれ消えていく(M-2)。白濁したAmbienceと、もたついたリズム、たゆたう電子音が、どこか怪奇的な空間を見せる(M-3)。かすかにゆらぐ持続音の底で何かが明滅してるように思えてくる(M-4)。

 集中して聴くべき作品なのかは分かりませんし、音楽的要素は皆無と言ってもいいのですが、この人の作品は何かが私を惹きつけるのですね。この作品はやはり”聴く”というよりも”流す”方が似合っているのかもしれない。激しさはないが、ヘッドフォンの外の世界、現実世界を露とも感じさせないという意味においては、とても心地よい。曲タイトルや、ジャケットに使われている画像の意味が分からないところは、もどかしい。


 - Related Release :
  ≫ 『AnEmptyMCLikeMe』 [DWS046]
  ≫ 『Opus n° 2』 [DWS059]

 - Related Post on this blog
  ≫ AEMCLM – 『AnEmptyMCLikeMe』 [DWS046]


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(CC) bc – nc – nd 2.5



the Midi adventure – 『lullabies for your retarded child』

2月 1st, 2010

 
 the Midi adventure – 『lullabies for your retarded child』


 - Tracklist –
 01. toy
 02. abcdefy
 03. fliwmwen
 04. elec tron ic sol are clip see
 05. kant think bare
 06. alikeathe same
 07. amber
 08. fairy liquid as a kid
 09. old life fuck off1
 10. cerebral
 11. warp house12
 12. dank
 13. htd
 14. merty

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 - 04. elec tron ic sol are clip see

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 - 11. warp house12


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 Release Date : 2009
 Release : SelfReleased

 Keywords : Ambient, Electronic, Experimental, IDM, Melodic, Noise.


 - the Midi adventure on MySpace


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 イギリスのthe Midi adventureことJames Alabasterの作品。subeclectic recordsのコンピレーションに参加したり、Rainbowdiving Butterfliesからもリリースがありますが、私が最も惹かれたのがこの作品だったので、こちらを取り上げています。

 ”IDM”と言われる音楽も内容はさまざまですし、今現在この言葉がどれだけ受け入れられているのか分かりませんが、Apex TwinやAutechre以降という括りで考えると、ここにある、奇怪なビートと望郷感すら漂わせるメロディの結合には、IDMという言葉がふさわしい。リズム面の電気的処理が激しいのが特徴で、歪み、分断され、跳ね回るそれらは、ときにノイジーな響きを生みます。けれど今作ではそこにメロディが流れているので、リスナーは奇妙でノイジーなリズムの中にある、ある種の美しさ、心地よさによって、積極的な聴取を促されるのです。”merty”などはIndsutrialとも言える、かなり圧力のある曲ですが、メロディは感じ取れますし、また、たとえばそれと対比するような”amber”のAmbient感や、”cerebral”の流麗なメロディに触れることによって、さらに今作の深みが増すというものです。
 他の作品では、歪な部分が前面に出てきているので、私が今作を気に入った理由は、その辺り―メロディ、にあるのかもしれません。余談ですが、曲の終わりに無音部分が収録されているものが多数あるのですが、これは意図的なのでしょうか。箸休め的な用い方にしては長すぎる気がします。


 - Related Release :
  ≫ 『DEMO』
  ≫ 『aloknucle』 [rdb022]



Multifaros – 『Dreams』 [CDK 043]

2月 1st, 2010

 
 Multifaros – 『Dreams』 [CDK 043]


 - Tracklist –
 01. Bouncing
 02. My pillow
 03. Lumberjack
 04. Amateur
 05. Just A Dream
 06. 7 AM

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 - 04. Amateur


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 Release Date : 2010.01.24
 Label : CalmDownKidder Records

 Keywords : Chiptune, Electronic, Pop.


 - Multifaros OFFICIAL WEBSITE
 - Multifaros on MySpace


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 イギリスのCalmDownKidder Recordsより。スウェーデンの若きBård Ericsonのソロ・プロジェクト、Mutifarosの作品。Super Multifarosという名前を使うこともあるようです。これまでにもmp3deathillphabetikなど多数のレーベルからリリースをしてきている、多作なアーティストです。

 リリースページによると、エレキギターとReason 3.0(これが彼のメイン・ツールのよう)によって製作されたとのことです。随所で聴けるご機嫌なギターフレーズがポジティヴなパワーを放つと同時に、Popなメロディとゆるやかに流れる電子音が、暖かい空間を演出します。テンポのよい曲と、ドリーミィともいえる落ち着いた曲とがあって、バランスがいいですね。攻撃的、破壊的な要素はまったくないので、楽しく聴くことができるかと思います。M-1のような、無機質な、飄々としたヴォーカル曲も、もっと聴きたかったです。

 homepageでは多数の音源がフリーで公開されていますので、気に入った方は訪れてみては。≫ [Multifaros > musicpage]


 and…
 - Multifaros Discography at Discogs
 - Super Multifaros Discography at Discogs


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