Birkwin Jersey – Old Hands EP [AF0013]
2012/01/17 ![Birkwin Jersey - Old Hands EP [AF0013] Birkwin Jersey - Old Hands EP [AF0013]](http://f0.bcbits.com/z/41/61/4161540148-1.jpg)
- Tracklist -
01. Heliotrope
02. Orinoco
03. Oxy
04. Sunrised (With J Biscuits)
05. Satellites (With Ian Keteku)
06. Fables
07. …And We All Waved Goodbye To The Moon
- 06. Fables
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Release Date : 2012.01.13
Label : Absent Fever
Keywords : Acoustic, Ambient, ChillWave, Electronica, Glitch.
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イギリスのミュージシャン、Birkwin Jersey(Graeme Coop)。彼の新しい作品が、Absent Feverよりリリースされています。以前にも同レーベルから”Time Doesn’t Exist, Clocks Do“を、また少し前にもHousewarming Recordsから”Echoes for Ducks“を、それぞれフリーでリリースしています。なかなか精力的な活動。
この作品をきっかけに、遅ればせながら彼の過去の作品を追いかけてみたわけですが、現時点ではこの作品がもっとも完成度が高いように感じます。もちろんそれは私個人の見解で、人によって異なるのでしょうが、ではなぜに私にとってベストなのか。おそらくはAmbient的な包容力が強く感じられる点がもっとも大きい。ディレイやリバーヴといったエフェクト、彼自身の声によって作られる空間的広がりがとても豊かで、リラクッスできる。次に挙げるなら、全編を貫く、Warmyな音作り。単に空間的広がりによるものだけではなく、積極的に使われているアコースティックなギターのジェントルな響き、やわらかい質感がまた、その温もりで私を心地よくしてくれるという点も大きい。
さらに挙げるなら、アコースティックなサウンドを用いていながら、エディット感のあるGlitchyな音作りがまた、私の耳を飽きさせない。”Electroacoustic”という言葉が、作品全体の形容としてはふさわしいかもしれない。今風な要素をいえば、幻想感のある、輪郭のぼやけたリズムだったりヴォーカルが、ChillWave的といえる。またM-5~M-6ではゲストを迎え、Hip-Hopに接近したスタイルが披露されていて、今作の中では色が異なっている(けれど全体から浮き上がるほどではない)。M-1などにある白濁した景色は、Shoegazeとも無縁ではない。
たとえば以前の”Time Doesn’t Exist, Clocks Do”は、ループ感やサウンドコラージュの感覚が強く、またリズムに勢いのあるものが多い。ジャズやソウルなどの要素も持ち込まれていて、音楽的要素が豊富にある。それが原因なのか、抽象に流れている印象がある。今作でもラストの’…And We All Waved Goodbye To The Moon’などにその気配はあるけれど、全体通して一本筋が通っている感覚が、非常に好ましい。Acousticな音色と、Electronicな質感の混合が生み出すノスタルジア。Warmyなのに、見えてくる景色はなぜか冷たい。孤独な心にやさしく寄りそう、密やかなエモーション(言っている意味が我ながらよく分からないが、そんなイメージです)。
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Birkwin Jersey- Orinoco from Left Arm Single on Vimeo.
