Rico Zerone – Rico Z [TF02]
2012/01/13 
- Tracklist -
01. Mirage
02. Navigator
03. Time And Desire
04. Take It Off Already
05. Hold The Line
06. Tom Woxom – Mirage (Mod.RMX)
07. Kiwaïda & Rico Z – Blue
08. Future Fascination
(※M-6, 7, 8は、Telefutureからのリリース時に、追加収録されました)
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Release Page :
≫ [ bandcamp ] / Telefuture ] Download Free!
Release Date : 2012.01.08 ≫ 2012.05.31
Label : Not On Label [on bandcamp] ≫ Telefuture
Keywords : Chiptune, Melodic.
Related Links :
≫ Rico Zerone
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on 8bitcollective / on ChipMusic
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オーストリアのミュージシャン、Rico Zerone。彼の新しい作品がbandcampを通じてリリースされています。おそらくChipmusicを好むファンからは人気のあるアーティストかと思いますし、かくいう私もファンのひとりです。私が彼を知ったのは、以前こちらにも投稿したDisconinjazからのリリース、”Quick Freeze”でした。その特徴的な音の響きに、あっという間に魅了された記憶があります。作品数も決して少なくはなくて(近年はコンピレーションへの楽曲提供やコラボレーションが目立っていて、単独作は減ったイメージがありますが)、PauseやUbiktune、Kittenrockといった、優良メジャーネットレーベルからリリースがあります。今作は、単独作としては2011年頭の”Rico’s Extended Module Jam #2″に続く、久方ぶりのリリース。
いわゆるChiptuneであっても、そのスタイルはさまざまで、世の中にはいろいろなスタイルのものが存在しています。私が好んでいるのはMelodic, Popなものなのですが、そういうものは大抵がレトロなビデオゲームライクなサウンドで、そのままBGMとして機能しそうなものが多い。このRico Zeroneのサウンドも非常にメロディがハッキリしているのだけれど、フィーリングはビデオゲームのそれとは少し異なっている。リリースによってスタイルが異なる点も彼の特徴で、たとえば上に挙げた前作は、約12分のワン・トラックで、ディスコチックなサウンドから始まり、メロウな後半へ入り、そこからさらにサウンドが二転三転する。そこから感じられるように、彼のサウンドは、単純に気持ちのよいフレーズの反復で楽しませるだけではない。サウンドの展開、音色の変化などでも楽しませてくれる、そういった魅力があると思う。
あとひとつ、私が彼のサウンドで好ましく思っているのが、その音色。用いられている音色が、すごく私の琴線を刺激するのですね。前にも少し書いたことですが、その音色のイメージが”夜”なんですよ。暗いという意味ではなくて、都会の夜ような、冷たい華々しさ。幾何学的に、寂しくかがやくネオンのような色彩感。その歓楽的なイメージの裏にある感傷的な視線まで感じてしまう(特に今作のM-5とか。チルアウトでもある)。決して表面的には寂しい調子はないのだけれど、(愁いのある歌や、センチメンタルなピアノなどとはまた違った形で)孤独な夜を演出するサウンドに思えてくる。
彼の関わったリリースはすべて、上記のHomepageからたどれますので、これまで未チェックだった方は、これを機会に是非、コレクトすべし。ちなみに今作、ダウンロードすると、ボーナス・トラックでしょうか、M-6として、もう1曲ついてきます!
追記 : 2012年5月には、Teleftureより[TF02]としてリリースされました。
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