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Urban Guitar SAYONARA

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Kurt Lorenz – 『Sketchy』

火曜日, 3月 16th, 2010

 
 Kurt Lorenz – 『Sketchy』


 - Tracklist –
 01. I need you to say something profound
 02. A Day in May
 03. jumping Green
 04. Sunlit
 05. FluteGroove
 06. An Untravelable Space
 07. Sine Echo
 08. Minor
 09. TRipbeat



 - 『Sketchy』 by Kurt Lorenz


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 Release Date : 2009
 Release : SoundCloud

 Keywords : Ambient, Electronica, IDM, Melodic.


 - www.kurtlorenz.com
 - Kurt Lorenz on FaceBook / on YouTube / on Viemo
  on Twitter / on Flickr / on Delicious


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 アメリカのコンポーザー、Kurt Lorenzの作品。グラフィックデザイナーとしても活動しているようで、SCHALLGUT netlabelという新興レーベルで、デザイナーを務めているようです。私の場合、元々はRPM Challengeへの参加作品である『The General Analysis of Nature EP』で彼を知ったのですが、他の作品を聴いてみると、最も印象的に残ったのが今作だったので、こちらをピックアップ。

 ”Sketchy”という言葉にあるように、デモ的な音源をコンパイルした作品であるようです。ファイル形式もまちまちで統一されておらず、曲名もダウンロード時には仮名のようなものがついていたりします。そんなラフな形式に反して、楽曲は整合感のあるAmbient/Electronicaが並んでいます。しっかりとしたテンポを持ったリズムは気持ちをノせ、さりげないメロディは音楽的心地よさをもたらし、大気的なAmbienceが生む空間的広がりは思考をどこかへ連れ出しそう。M-2, 3, 7のような淡々としたElectronica/IDMが今作の主軸だけれど、このフラット感が心地がよい。M-4の電子的エフェクトをかました流れるようなAmbienceも素敵だ(もっと長くてもいい)。
 
 このラフスケッチがいつかアップデートされるのか分かりませんが、それでもここにある姿で十分素敵に思います。ちなみに同じくSoundCloudで公開されている『Experiments in Sound』はExperimentalでダークなAmbient/Droneで、今作とはまったく毛色が違います。


 - Related Release :
  ≫ 『Experiments in Sound』
  ≫ 『The General Analysis of Nature EP』


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- FluteGroove by Kurt Lorenz –



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 - Description(by Kurt Lorenz)
Original music made mostly with Ableton Live. Almost everything here was composed, programmed or sampled by me. The acoustic drum loop in “Minor” is courtesy of Ryan Gruss. (www.ryangruss.com)




VidasM – 『in the sky EP』 [candl16]

月曜日, 3月 15th, 2010

 
 VidasM – 『in the sky EP』 [candl16]


 - Tracklist –
 01. children
 02. horses in the sky
 03. schiede
 04. angel


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 Release Date : 2010.03.12
 Label : circlesandlines recordings

 Keywords : Ambient, Electronica, Strings, Vocal.


 - V I D A S M I N I O T A S t i n k l e
 - vidasm on MySpace / on eMusic / on MusicGate


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 ロシアのレーベル、circlesandlines recordingsより。リトアニア共和国のVidasMの作品。以前に同レーベルの他にも、Pozitron Records(レーベルは更新が止まっているように思えますが母体?のproton monkzは稼動している様子)やPharmacom Recordsからリリースがありますが、どちらのレーベルからのリリースも、Minimalで直線的なリズムを軸にして、そこにAmbienceを絡ませたような、Techno musicの側面が強い印象があります。それに対して、今作、そして前作『good night EP』においては、Ambient/Electronicaの側面が強く出ており、輪郭のゆるい、抽象的な音像を描いています。

 前作も同様ですが、包み込むようなサウンドスケープの中に、ゆるやかにメロディが流れ、そこに女性ヴォーカルをフィーチャー。全編に渡って、ではないのですが、こういったElectronicaないしはIDMに挿入される歌声というのは、ややもすると曲を食ってしまって、ただのバックトラックにしてしまうことがあったりしますが、この作品は非常にバランスがよろしくて、曲と歌声が互いにより合わさってひとつの世界を作っている印象。M-2の空間に溶け込んでいくギターの残響音もいい。思わず身の回りの雑音を消して、耳を澄まして、追いかけてみたくなる、この奥行きのある響き。ストリングス、ピアノを交えて広がる凛とした風景は、どこか雄大な自然のような。草のにおいを胸いっぱいに吸い込みたくなる(いや私の部屋には草はないですけど)。M-3はアブストラクトな空間にピアノを転がした、ややダウナーなAmbient/Electronica。ラストはぬくもりのある持続音の中でエコーがかった歌声が流れる、エレガントなAmbient。ドリーミング。ささやかに響く楽器音も素敵です。

 とりあえずリリースページで聴取ができますので、気になる人は聴いてみましょう。


 - Vidasm Discography at Discogs


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(CC) by – nc – nd 3.0



iqtu – 『Embarrassing Triangle』 [II20]

月曜日, 3月 15th, 2010

 
 iqtu – 『Embarrassing Triangle』 [Ⅱ20]


 - Tracklist –
 01. lemme
 02. embarrassing triangle
 03. aiken
 04. endotrophic bulbs
 05. toast for life
 06. lost and gone forever
 07. mack the knife
 08. oh joyful day
 09. pink poetry
 10. starbright
 11. marshmallow magic
 12. ecoleph
 13. you cramp my style


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/iqtu.bandcamp.com/album/embarrassing-triangle');" href="http://iqtu.bandcamp.com/album/embarrassing-triangle">lemme by iqtu</a>


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 Release Date : 2008.05.15
 Label : Pause

 Keywords : Ambient, Electronica, IDM, Melodic.


 - iqtu
 - iqtu on MySpace / on Last.fm / on bandcamp


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 Chipmusic、もしくはChipmusicの影響を受けている音楽に特化したリリースを行っている、アメリカのレーベル、Pauseより(余談ですがこのレーベルの正式名称が”II”なのか”Pause”なのか、未だ分かりません。読み方が”Pause”ってことですか)。iqtuことJames Alex Zdrowskiの作品。現時点での最新作はGOZombieという素敵な名前のレーベルから出ている『crystal palace EP』ですが、こちらの作品が最もひきつけられたので、敢えてこちらを。

 ProswellによるレーベルEerik Inpuj Sound(here or here)からリリースがあることからも、イメージがつくように、ゲームミュージックにも通じる、ノスタルジック、レトロな響きを伴った、MelodicなElectronica/IDMサウンド。きらびやかにして透明な電子的旋律はメロディに富んでいながらひねくれており、絶えず変わり続け、どこか同じ旋律の反復を回避している節もある。そんなメロディと、Hip-Hop/Downtempoの影もちらつかせるリズムが生み出す、心地よく、ドリーミィなサウンドは特筆すべきもの。後半にはDrum’n'Bassのようなリズムや、Experimentalな部分も出てきて、聴きやすさだけにこだわらない、レンジの広さをうかがわせます。

 リリースは上記HomepageやMySpace、bandcampからたどれますので、未チェックの方はどうぞ。スウェーデンのmosaikや、やはりEerik Inpuj SoundからリリースのあるカナダのIlkaeなどに通じる、素敵なエレクトロニックミュージックです。またiqtuは他にもOntagon(2006年以前の名義)としての作品も公開していたり、honduras名義でiqtuとは異なった作風を展開していますので、そちらも合わせてどうぞ。


 - Iqtu Discography at Discogs



Social Society – 『Kysuce』 [ASM001]

月曜日, 3月 15th, 2010

 
 Social Society – 『Kysuce』 [ASM001]


 - Tracklist –
 01. Čadca-Žilina 4 a.m. Part I.
 02. My Suburb
 03. Don’t Forget
 04. Railway Station
 05. Čadca-Žilina 4 a.m. Part II.
 06. Port
 07. Last Morning
 08. No Lamps
 09. Metropolis
 10. Heat July ( with Marlo Bright )
 11. Slnko vyšlo nad nami

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 - 02. My Suburb


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 Release Date : 2010.02.15
 Label : Ambsine

 Keywords : Ambient, Electronica.


 - ahoj!
 - Social Society on MySpace


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 スロバキア共和国のレーベル、Ambsineより。Social Society(Stanislav Firek)の作品。Ambsineはこれまで販売用のリリースはいくつかあったようですが、フリーは今作が初めてのようです。以前にこのブログで取り上げたアメリカのMarlo BrightがM-10で共演しているところから、今作を知りました。

 全編が白濁したようなAmbienceに覆われた、静かな作品です。遠くでField Recordingのような環境音がかすかに聴こえ、丸みのある電子音たちが、思い出したように現れては、消えていく。メロディはかなり抑制されていますが、ノスタルジックな触感を宿した起伏が、ゆるやかに流れているように感じます。このブログで取り上げてきたアーティスト/コンポーザーですと、Marlo Brightの『Home EP』はもちろん、Lavernaからリリースされているvain foam『remembering』、あるいはTavern EightiethからリリースされたPerfect Writing『Perfect Land』にも通じる、走馬灯Ambient(勝手にカテゴライズ)。聴いていると、遠い記憶の断片が、どこか知らない水溜りの中から浮かび上がって、瞬いていきます。巡る思い出では甘くもなく苦くもなく、ただ流れ、あとに残るは淡いノスタルジー。繰り返しますが、私はこういう音が大好きなのですね。よい。


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(CC) by – nc 2.0



Moduline – 『Splits』 [O&G_033]

木曜日, 3月 11th, 2010

 
 Moduline – 『Splits』 [O&G_033]


 - Tracklist –
 01. Like Pi-Ti-Yo
 02. Like Ti-Pi-Yo
 03. Like Yo-Yo-Pi
 04. Like Splits
 05. Like Spots

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 - 01. Like Pi-Ti-Yo


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 Release Date : 2010.02.16
 Label : OFF & GREEN

 Keywords : Electronica, Experimental.


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 フランスのレーベル、OFF & GREENより。Modulineの作品。同レーベルからは『Sea & Sand』をリリースしていまして、これが2作目になります。フランスといえばMusique Concrète(ミュージック・コンクレート)発祥の地、ということで電子音楽の歴史は決して浅くないわけですが、そうった土壌の影響も感じさせる、Experimentalな作品です。純粋なミュージック・コンクレートではないとは思いますが、具体音を用いて表現を行っているような節もあります。

 前作よりも音楽的要素が少なくて、起伏のないBleep音や電子雑音を組み合わせたM-1から始まり、そこにストレンジなリズム(というか”規則的な音”という表現が似合うか)が入ったM-2、そこからさらに音数を増やしたM-3になると、ようやく耳がフレーズを感じ取り、頭が曲を音楽として聴き始める。おそらくM-1~3と、M-4~5は区別されていて、M-4はIDMにも通じる歪なリズムに、音楽的なラインが重なり、M-5ではTVの砂嵐のようなノイズに頼りない電子音が浮遊するなど、明らかに流れが変わっています。M-1~3は、共通の軸を用いながらも肉付けを異にすることで、地続きでありながら途中でガラリと景色が切り替わるようなイメージ、あるいは連作短編集のような味わいです。

 解釈に際して、曲タイトルに何らかの手がかりが秘められているのかも分かりませんが(あるいは意味などないのかもしれない)、そうだとしても、私には難しい。しかしその分からなさが興味をそそるというか、何かしら惹きつけられるのですね。


 - Related Release : 『Sea & Sand』 [O&G028]


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Contact +/- – 『Vogels Van Stiltescene』 [tube202]

土曜日, 3月 6th, 2010

 
 Contact +/- – 『Vogels Van Stiltescene』 [tube202]


 - Tracklist –
 01. De veenmollen maken een nachtlied
 02. Één stomme meteoor
 03. Het vliegen over het huis en de gele hemel
 04. Melodieën van kinderjaren van vliegende kraaien
 05. Chaos theoreticus
 06. De takken van het ontspannen vogels
 07. Het rollen van alle lawaaierige prefixen

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 - 04. Melodieën van kinderjaren van vliegende kraaien


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 Release Date : 2010.03.02
 Label : test tube

 Keywords : Ambient, Electronica, Experimental.


 - Contact +/- on MySpace / on bandcamp


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 ポルトガルのレーベル、test tubeより。リトアニア共和国のコンポーザー、Contact +/-ことZydrunas Maciulisの作品。No.Tech projectという名義も使っているようですが、こちらのリリースはMySpace(詳細なバイオグラフィ!)からたどれますので、興味のある方は是非。Contact +/-よりも、直線的で、Electronic色の強い印象です。

 今作は、リリースページにあるPedro Leitãoのレビューの言葉を借りれば、”ambient and abstract music”。どちらかと言えばダークな向きもある、ピュアなトーンのAmbienceの中に、Field Recordingが混じり、ときにノイジーに、ときに怪奇的に感じられる電子音が浮遊し、その様は、どこか密閉された空間に漂う雲のようなイメージ。メロディは強くないので、そこに広がるサウンドスケープに精神を委ね、さまように任せるか。あるいはそこにある要素の組み合わせに注意を配り、興味深く聴くのも面白いかもしれません。しかしながら、M-3~5にはどこかしらメロディックなIDMを思わせる展開もあり(おそらくPedro Leitãoが言うところの”nostalgic feelings”に起因)、積極的に音楽的な聴取も可能。あとジャケット画像がいい。ビューティフル。私の目には鳥だけ妙に浮き上がって見える。何か加工されているのだろうか。

 bandcampからはContact +/-名義の複数の作品がフリーでダウンロード可能。即興演奏も内包した、”電子音楽”にカテゴライズ可能な、さまざまなスタイルを披露しています。


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Poun – 『i [heart] stuff』

金曜日, 2月 26th, 2010

 
 Poun – 『i [heart] stuff』


 - Tracklist –
 01. Flat Land
 02. Dumb
 03. Fast Riding Donnie
 04. Goodbye Stranger
 05. la solitude de benjamin
 06. Make Me Born Again
 07. Maybe We Feel Better
 08. On se demande bien



 - 08. On se demande bien


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 Release Date : 2009.09.12
 Label : pitu pitu recordz

 Keywords : Ambient, Electronica, Experimental, Indie, Vocal.


 - Poun on Last.fm


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 ポーランドのレーベル、pitu pitu recordzより。フランスのPounの品を。インディ感覚、ホームメイド感が溢れる、ゆるふわなElectronica。つまるところ、インディトロニカ/トイトロニカ。

 音数は意外に少なくて、チープなリズムとミニマルなシンセフレーズの2つ3つ。ぼやけたメロディをウィスパー気味になぞるのは、いろんな意味で垢抜けない(ピュアな)ヴォーカル。どっかからサンプリングしたような年代もののバックトラックが聴こえるときもあり。狙って出しているのかどうか分かりませんが、なんたるインディ感覚。メロディはあまり強くないので、ヘッドフォンでふわふわ聴くのがいいかもしれません。

 今でこそ、こういう音にはうんちゃらトロニカという通称が与えられていますが、思えば昔は宅録ポップとか、ドリーミィポップとか、トイポップとか、音響ポップとか、呼び方はなんでもござれとはいかないまでも、いろんな呼び方されましたが、音自体は確かに存在してましたよね(ちょっとone starとか思い出しました)。そう考えると、時代は流れても、この手の音を作りたい人、聴きたい人ってのは、ずーっと居続けるんだなあと、なんとなくそう思いました。


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