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Urban Guitar SAYONARA

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The Victory Park – 『False Silence』 [rh014]

水曜日, 3月 17th, 2010

 
 The Victory Park – 『False Silence』 [rh014]


 - Tracklist –
 01. All What You See
 02. Through The Night
 03. We’ll Be Killed
 04. Нечего Терять

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  - 04. Нечего Терять


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 Release Date : 2010.03.09
 Label : Radio Hand Netlabel

 Keywords : Alternative, Indie, Post-Punk.


 - The Victory Park on MySpace


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 ロシアのレーベル、Radio Hand Netlabelより。The Victory Parkの作品。3人組かとは思うんですけれど、どこにも表記がないので。Post-Punkという言葉が使われていますが、ダンサブルなリズムとShoegazeを通過した後の残響(およびディストーション)ギターの組み合わせは、確かに90年代後半以降の”Post-Punk”と言われるサウンドにマッチするかもしれません。しかし同時に、空間的広がりを持ったサウンドで、Post-Rock的な、シネマティックなサウンドスケープを描いたりしている点が面白い。歌はどちらかというと後ろに引っ込んでいて、しかし感情を素直に表に出しているように感じられ、Post-Punkと聞いて私がイメージするような、内省的な(あるいは演出的クールな)イメージではない。

 M-4の後半、エレクトロニクスをまぶして疾走する躍動感のあるリズムとギターリフの掛け合いは抜群にかっこいい。かっこいいってなんだその表現って言われてもかっこいいんですコレが。実にエキサイティング。M-2のイントロもいい。日本のインディーバンドでもこんなリフ出してるバンドさんいそう。ということは日本人の琴線にも触れそうなサウンドだ。Netlabel周辺でリリースされているPost-Rock、Post-Punkにカテゴライズされるサウンドにはけっこう似たものが多いように思うんですが、この作品は印象的でしたね。後に残ります。かっこいいぞ!


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duniadalamberita – 『aku lihat nada nada kecil berlarian』

火曜日, 3月 16th, 2010

 
 duniadalamberita – 『aku lihat nada nada kecil berlarian』


 - Tracklist –
 01. statis
 02. punah featuring nona anggun

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 - 01. statis


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 Release Date : 2009
 Release : Last.fm

 Keywords : Alternative, Indie, Post-Rock, Shoegaze.


 - duniadalamberita on MySpace / on Last.fm / on Jamendo


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 インドネシア共和国の4人組バンド、duniadalamberitaの作品がLast.fmで公開されています。2004年に結成し、2006年に一度終わり、2007年に再び始まったバンドのようですが、4人組といってもMySpaceに4名(tomy, ypurwaka, febrian, arie)の表記があるのみなので、現在このメンバー構成なのかは定かではありません。リリース日もJamendoにおいて公開されている”statis”についての情報を基にして、おそらく2009年だろうということで表記してます。確実ではありません。

 1曲目は、Post-Rock的なゆるやかなギター・アルペジオと、フィードバックノイズのようなささやかな膜、そこにミニマルなピアノが絡み展開する、ミドルテンポのShoegaze。歌詞が何を歌っているのか分からないのですが、ディレイがかった物憂げなヴォーカルが描くのは、鬱々としていながら幻想的な世界。霧の中にいるような、先の見えない不安と、それとは逆に何かに守られているような、奇妙な安心感。向こうに見えるのは希望かそれとも。
 M-2は勢いがよくなって、澄んだ女性ヴォーカル(ゲストかな)が残響するPopなShoegazeナンバー。アルペジオがやはりPost-Rockの香り。ヴォーカルが変わってもやはり感情は表に出てこず、というかむしろ諦念が漂っているようにも感じられる。そしてそんなムードとは裏腹に、ひっそりと高みに上っていくギターリフが印象的だ。

 何かいろいろ経験しすぎて感情を使い尽くしてしまったみたいな、あるいは本当は激情を隠し持っているんだけどそれを表に出すのが面倒くさいみたいな、この世界観は好きですね(私にとって”Shoegaze”にカテゴライズされるサウンドは、少なからずそういうイメージがある)。もっとギターが前面に出ると私好みの音だと思う(とか勝手に言ってみる)。フルアルバム希望。ちなみに奇妙なバンド名は、インドネシアのTV番組”Dunia Dalam Berita”が由来と思われます。



Boy Omega – 『Follow the herd EP』 [IAT.MP3.014]

月曜日, 3月 8th, 2010

 
 Boy Omega – 『Follow the herd EP』 [IAT.MP3.014]


 - Tracklist –
 01. Ghost theme
 02. Follow the herd
 03. Just a boy
 04. Silent night
 05. Old and new friends
 06. The rejection letter


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 Release Date : 2010.02.09
 Label : IT’S A TRAP!

 Keywords : Alternative, Indie, Pop.


 - www.boyomega.com
 - Boy Omega on MySpace


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 スカンディナヴィアのミュージックジャーナル、It’s a Trap!において、スウェーデンのバンドBoy Omegaの作品がフリーで公開されました。ヴォーカル/ギター担当のMartin Henrik Gustafssonが中心メンバーのようですが、後のメンバーは流動的なのでしょうか。ツアーによって変わるとか、そういう形かも分かりません。

 北欧らしい(というのも偏見でしょうか)、冷たい空気をはらんだ、深遠な響きも持ったギターロック/ポップ。アコースティックのクリアな質感と、ストリングスの美麗な流れ、トーン高めの透明な歌声、ささやかな電気的味付け、そして甘すぎないメロディ。非常にバランスがいい。もっともキャッチーなM-2は最新アルバム(5th)『The Ghost That Broke In Half』からの2ndシングル。

 ほか収録曲についてはpdfファイルに詳しく記述されていますが、M-1は上記アルバムに収録予定だったインストゥルメンタル、M-3はthe Kissの、M-6はthe strugglersの、それぞれカヴァー。M-4はクリスマスの定番ソング。M-5はスウェーデンの短編映画用のインストゥルメンタル。といったように、シングル曲以外はb-sideトラック集の趣き。しかしカヴァーはいずれもBoy Omegaが持つ、どこか陰のある、トワイライトな世界観に引き寄せられていて、興味深く聴けます。とりあえずシングル”Follow the herd”が素敵なので、気になる人は下の動画をウォッチ。


 - Boy Omega Discography at Discogs

 - Related Article :
  ≫Interview : “Boy Omega – Follow the herd”


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Boy Omega – Follow the Herd from Joni Huttunen on Vimeo.




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(CC) by – nc – sa 3.0



Poun – 『i [heart] stuff』

金曜日, 2月 26th, 2010

 
 Poun – 『i [heart] stuff』


 - Tracklist –
 01. Flat Land
 02. Dumb
 03. Fast Riding Donnie
 04. Goodbye Stranger
 05. la solitude de benjamin
 06. Make Me Born Again
 07. Maybe We Feel Better
 08. On se demande bien



 - 08. On se demande bien


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 Release Date : 2009.09.12
 Label : pitu pitu recordz

 Keywords : Ambient, Electronica, Experimental, Indie, Vocal.


 - Poun on Last.fm


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 ポーランドのレーベル、pitu pitu recordzより。フランスのPounの品を。インディ感覚、ホームメイド感が溢れる、ゆるふわなElectronica。つまるところ、インディトロニカ/トイトロニカ。

 音数は意外に少なくて、チープなリズムとミニマルなシンセフレーズの2つ3つ。ぼやけたメロディをウィスパー気味になぞるのは、いろんな意味で垢抜けない(ピュアな)ヴォーカル。どっかからサンプリングしたような年代もののバックトラックが聴こえるときもあり。狙って出しているのかどうか分かりませんが、なんたるインディ感覚。メロディはあまり強くないので、ヘッドフォンでふわふわ聴くのがいいかもしれません。

 今でこそ、こういう音にはうんちゃらトロニカという通称が与えられていますが、思えば昔は宅録ポップとか、ドリーミィポップとか、トイポップとか、音響ポップとか、呼び方はなんでもござれとはいかないまでも、いろんな呼び方されましたが、音自体は確かに存在してましたよね(ちょっとone starとか思い出しました)。そう考えると、時代は流れても、この手の音を作りたい人、聴きたい人ってのは、ずーっと居続けるんだなあと、なんとなくそう思いました。


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Daniel J Nixon – 『Turn This Stone』

金曜日, 2月 12th, 2010

 Daniel J Nixon - 『Turn This Stone』
 Daniel J Nixon – 『Turn This Stone』


 - Tracklist –
 01. Turn This Stone
 02. Hide And Seek
 03. Matilda, Please
 04. The Big Idea
 05. First Snow Of The Winter


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/danieljnixon.bandcamp.com/album/turn-this-stone');" href="http://danieljnixon.bandcamp.com/album/turn-this-stone">Turn This Stone by Daniel J Nixon</a>


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 Release Date : 2009.12.01
 Release : bandcamp

 Keywords : Acoustic, Folk, Indie, Singer song writer.


 - Daniel J Nixon on MySpace / on Last.fm / on Facebook
  on Twitter / on YouTube


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 イギリスのシンガーソングライター、Daniel J NixonのデビューEPがbandcampにおいて、無料で公開されています。

 歌詞が分かりませんので(自分で聞き取れよとか言わないでください)、サウンドに対してのコメントになってしまいますが、絶妙な枯れ具合ですね。悪い意味ではありません。枯れがいきすぎて、荒涼という言葉が出てくるまでいってしまうと、私は受け付けないんですね。でもこのDaniel J Nixonのサウンドはどうですか。グレイの空と、冷たい風と、固い土がむきだしの地面と、葉を落とした木々が脳内に浮かんでくるものの、それは決して、何かの果てではない。詩情を感じるというと言い過ぎか(だって歌詞分かってないし私)。
 Danielの使い慣れた毛布みたいな歌声(つまりフレッシュでないけど安心感があるということです)が前面に出ていますが、それを支える1本のギターの音色―丸みを出す寸前にあるどこか冷たい響き、この組み合わせのバランス。いい。特にM-1がすばらしい。何回もリピートしてしまう。いい。バンドサウンドでもこれはいける。と思う。


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Daniel J Nixon – That Girl from Daniel J Nixon on Vimeo.





Buddha on the Moon – 『The Last Autumn Day』

月曜日, 1月 25th, 2010

 
 Buddha on the Moon – 『The Last Autumn Day』


 - Tracklist –
 01. Stratospheric
 02. Crepe Paper Airplane
 03. Providence
 04. Butterfly Collector
 05. Glider
 06. Ordinary Sky
 07. The Esplanade
 08. Which Will
 09. …Like a Cold White Light
 10. Losing (Dub)


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/buddhaonthemoon.bandcamp.com/album/the-last-autumn-day');" href="http://buddhaonthemoon.bandcamp.com/album/the-last-autumn-day">Stratospheric by Buddha on the Moon</a>


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 Release Date : 1998.09.22
 Release : bandcamp

 Keywords : Alternative, Indie, Pop, Shoegaze.


 - Buddha on the moon
 - Buddha on the moon on MySpace / on Last.fm


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 アメリカはテキサス州ヒューストンのバンド、Buddha on the Moonの作品がbandcampにおいてフリーで公開されています。HK Kahngが核となっているバンドのようですが、他メンバーの入れ替わりは激しいようで、詳しくはMySpaceのプロフィールを参照。そして現在は、バンド活動は停滞、もしくはお休み中のようですね。

 今作は1998年にリリースされた二枚目のアルバムですが、録音方法や時期が異なる楽曲を集めた、少し特殊な作品のようです。1枚目の『Stratospheric』は、いかにも90年代のAlternative/Grungeを感じさせる、ハードなギターが印象的な作品ですが(疾走感と倦怠感を併せ持った作風はDinosaur Jr.やEugeniusのような)、今作は確かにそこから離れています。たとえばMySpaceで影響源にあげられているGalaxie 500のような、甘さとささやかなサイケデリアを持った、Popな作品に仕上がっています。Shoegaze的なギターはほとんど聴こえず、代わりにクリアなギターの響きが印象的で、以前より空間を生かした音作りになっていると思います。
 ゆるやかなリバーブ、豊かなメロディ、それをなぞるHK Kahngの力まない歌声が、暖かい広がりを生み、冬の陽だまりを思わせる。黄金色のひととき。1stの力強さも好きですが、私にはおそらくこちらがマッチしています。M-9のAmbient的なサウンドスケープも良いです。ちなみに、現時点での最新作『Cosmonauts』はSynth pop/Electronic寄り。


 - Related Release :
  ≫ 『Stratospheric』
  ≫ 『Cosmonauts』


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Some rights reserved. Please refer to individual track pages for license info.




Chen and the Hoax – 『Scholars』

火曜日, 1月 19th, 2010

 
 Chen and the Hoax – 『Scholars』


 - Tracklist –
 01. lions
 02. prodigyprotege
 03. epicenter
 04. whales
 05. travelers


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/chenandthehoax.bandcamp.com/album/scholars');" href="http://chenandthehoax.bandcamp.com/album/scholars">lions by Chen and the Hoax</a>


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 Release Date : 2009.08.21
 Release : bandcamp

 Keywords : Alternative, Indie, Instrumental, Shoegaze.


 - Chen and the Hoax on MySpace


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 bandcampは楽しいなあ。ページが分けられて使いやすくなった。この広大な野原を探索するのを当分やめられません。楽しい!

 さて、Chen and the Hoaxは、名前のとおり、Marcus Chenのソロ・プロジェクトに、the Hoaxが加わった、バンドと言ってもいいでしょう。The HoaxのメンバーはCraig Murray(Guitar,Noises)とLionel Williams(Drums,Guitar,Noises)の二人。 もともとChenのソロ・プロジェクトだったというだけあって、Electronicな要素もありますが、骨格はInstrumental/Rockです。ジャケット画像のセンスはよくわかりませんが(なぜカマキリと石像なんだ!)、中身は間違いありません。

 特にM-2, 3がすばらしくて、アジアの影を感じさせるギターリフの疾走がたまらなくカッコイイ。イカす! 荒々しさというよりも、整合感のあるダイナミズムは、やはり根っこにある”ソロ・プロジェクト”という土台を感じさせますが、それでもとても興奮しますね。それに加えて、ギターのささやかなリバーブや、かすかな空間的広がりといった、音作りにある丁寧さもいい。それに何よりも、メロディがいい。
 全体の流れや空間で聴かせるPost-Rock的な部分もあるけれど、即効性のある印象的なギターリフで曲を引っ張っていけるのは、このバンドの素敵なところだと思う。かっこいいなあ。気になる人はM-2から聴いてみてください。にしても、この東洋の雰囲気は何なのだろう。



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