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Urban Guitar SAYONARA

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Boy Omega – 『Follow the herd EP』 [IAT.MP3.014]

月曜日, 3月 8th, 2010

 
 Boy Omega – 『Follow the herd EP』 [IAT.MP3.014]


 - Tracklist –
 01. Ghost theme
 02. Follow the herd
 03. Just a boy
 04. Silent night
 05. Old and new friends
 06. The rejection letter


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 Release Page Download Free!

 Release Date : 2010.02.09
 Label : IT’S A TRAP!

 Keywords : Alternative, Indie, Pop.


 - www.boyomega.com
 - Boy Omega on MySpace


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 スカンディナヴィアのミュージックジャーナル、It’s a Trap!において、スウェーデンのバンドBoy Omegaの作品がフリーで公開されました。ヴォーカル/ギター担当のMartin Henrik Gustafssonが中心メンバーのようですが、後のメンバーは流動的なのでしょうか。ツアーによって変わるとか、そういう形かも分かりません。

 北欧らしい(というのも偏見でしょうか)、冷たい空気をはらんだ、深遠な響きも持ったギターロック/ポップ。アコースティックのクリアな質感と、ストリングスの美麗な流れ、トーン高めの透明な歌声、ささやかな電気的味付け、そして甘すぎないメロディ。非常にバランスがいい。もっともキャッチーなM-2は最新アルバム(5th)『The Ghost That Broke In Half』からの2ndシングル。

 ほか収録曲についてはpdfファイルに詳しく記述されていますが、M-1は上記アルバムに収録予定だったインストゥルメンタル、M-3はthe Kissの、M-6はthe strugglersの、それぞれカヴァー。M-4はクリスマスの定番ソング。M-5はスウェーデンの短編映画用のインストゥルメンタル。といったように、シングル曲以外はb-sideトラック集の趣き。しかしカヴァーはいずれもBoy Omegaが持つ、どこか陰のある、トワイライトな世界観に引き寄せられていて、興味深く聴けます。とりあえずシングル”Follow the herd”が素敵なので、気になる人は下の動画をウォッチ。


 - Boy Omega Discography at Discogs

 - Related Article :
  ≫Interview : “Boy Omega – Follow the herd”


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Boy Omega – Follow the Herd from Joni Huttunen on Vimeo.




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(CC) by – nc – sa 3.0



ArpLine – 『Travel Book』

金曜日, 2月 26th, 2010

 
 ArpLine – 『Travel Book』


 - Tracklist –
 01. Speed (Rush Ah)
 02. Fold Up Like A Piece Of Paper
 03. Make It Rain
 04. Parts Unknown
 05. Amplify
 06. Weekend In The Colonies
 07. Sound And Versions
 08. Cap
 09. Game
 10. Rope


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/arpline.bandcamp.com/album/travel-book');" href="http://arpline.bandcamp.com/album/travel-book">Speed (Rush Ah) by ArpLine</a>


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 Release Page Download Free! / pay what you wish.

 Release Date : 2010.02.16
 Release : bandcamp

 Keywords : Industrial, Pop, Post-Punk, Psychedelic.


 - ArpLine on MySpace


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 アメリカはニューヨーク州ブルックリンの5人組、ArpLineのアルバム。このブログではあまりバンド感のある音源をとりあげていませんが(意識的です)、今作は素晴らしかったのでたまにはいいかということでいきましょう!

 Psychedelicという言葉を用いましたが、バンド側が使っているからであって、私自身はあまりその要素を感じません。むしろJoy Divisionを代表格として、連綿と続くPost-Punkの流れに属するバンドさんだと思います(とはいっても私が常にその方向にアンテナをはっているわけではありません)。ビート感の強いリズム、どこかデカダンスを感じさせる、中性的な歌声はときにロマンチックでヒステリック。

 とは言ってもPost-Punkがどこかに持っている暗さ、あるいはGoth的な雰囲気は皆無といってもいいでしょう。歌詞は分かりませんが、音からはその要素は嗅ぎ取れません。それはなぜか。キーボードやシンセサイザーの大胆な導入、粒子感のあるスネアの鳴りに代表されるような(そうでもないか?)、電気感たっぷりの音作り、これらが独特のカラフルな色彩を放つ一助となり、今作を暗さから引き離しています。M-7のAmbientな出だしから電子音が流れてくる瞬間はドキリとしてしまう。大胆。いずれの曲もメロディがPOPなんですが、M-5が私は一番好きで。このイントロ。期待をはらんだ緊張感。それを解き放つドライブ感の気持ち良さったら、ない。たった1曲にこんだけワクワクしたのも久しぶりです。とかまどろっこしいこと言わずに、「これすげーいいよ!」って叫びながら、楽しんで聴けばいいのかもしれない。いい! とりあえず叫んどく。


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 - Credit

ArpLine “Travel Book”

All songs by Sam Tyndall

ArpLine:
Adam De Rosa- guitars
Oliver Edsforth- keyboards, saxophone
Nathan Lithgow- bass, back-up vocals
Michael Chap Resnick- percussion, programming
Sam Tyndall- vocals, additional guitar, additional bass, programming & synthesizers

Additional back-up vocals by Andrea Hendrickson

Tracks 2, 6, 9, & 10 produced & mixed by Chris Coady at DNA Studios

All others produced & mixed by ArpLine. Engineering by Bailey Math & Michael Chap Resnick.
Recorded at Terminator Smile & casa de ArpLine.

Mastered by Joe LaPorta at The Lodge, Assistant Mastering Engineer Heba Kadry

Cover design by E. Cardinaux & Sam Tyndall

Copyright 2010 ArpLine


(CC) by – nc – sa 3.0



Madam Bovary – 『Discours Amoureux』 [tvei07]

金曜日, 2月 5th, 2010

 Madam Bovary - 『Discours Amoureux』 [tvei07]
 Madam Bovary – 『Discours Amoureux』 [tvei07]


 - Tracklist –
 01. Please
 02. Mary
 03. Meat
 04. Away

Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.

 - 02. Mary


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 Release Date : 2010.01.13
 Label : Tavern Eightieth

 Keywords : Ambient, Electronic, Experimental, Noise, Pop.


 - Madam Bovary on MySpace / on Last.fm


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 コペンハーゲンとリーズに居を構えるレーベル、Tavern Eightiethより。イギリスはリーズのソロ・アーティスト、Madame Bovary(Teresa Winter)の作品。フローベルの著作『ボヴァリー夫人』をアーティスト名に用いた意図は分かりませんが(っていうか私読んでないしね)、甘ったるくて、そのくせ破滅的なサウンドスタイルが『ボヴァリー夫人』の破滅の生涯に重なるのか・・・ってかやはり読んでないくせに強引な結びつけやめておこうね。
 
 ありがたくもこの音にジャンル的なものが付与されておりまして、Noise-Popと呼ぶことが許されているようです。Noise-Popと言われても私の場合、正直Sonic Youthくらいしか名前を出せませんが、どうやらZola Jesus, U.S. Girls, Kría Brekkan, Ariel Pink, TICKLEY FEATHERなどというアーティストが今作と通じる音を鳴らされているようですので、気になった人は探ってみてください。私はまったく存じませんでしたが!
 メロディとTeresaの声にある甘さは確かにPop。けれどそこに為される電気的処理が尋常でないですね。膨張し、歪み、ひきつり。明らかに一般的なラインからは逸脱しています。その逸脱っぷりがNoiseを感じさせるわけですが、その電気的砂嵐の向こうから浮かび上がるメロディが(ときに夢想的な響きを伴い)音楽となって耳を刺激するわけです。このバランスがアメイジング。不思議な作品です。M-4なんて、最後ほとんど地響きですよ。このままボリューム上がり続けたらどうしようかと一瞬不安になる。


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Multifaros – 『Dreams』 [CDK 043]

月曜日, 2月 1st, 2010

 
 Multifaros – 『Dreams』 [CDK 043]


 - Tracklist –
 01. Bouncing
 02. My pillow
 03. Lumberjack
 04. Amateur
 05. Just A Dream
 06. 7 AM

Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.

 - 04. Amateur


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 Release Date : 2010.01.24
 Label : CalmDownKidder Records

 Keywords : Chiptune, Electronic, Pop.


 - Multifaros OFFICIAL WEBSITE
 - Multifaros on MySpace


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 イギリスのCalmDownKidder Recordsより。スウェーデンの若きBård Ericsonのソロ・プロジェクト、Mutifarosの作品。Super Multifarosという名前を使うこともあるようです。これまでにもmp3deathillphabetikなど多数のレーベルからリリースをしてきている、多作なアーティストです。

 リリースページによると、エレキギターとReason 3.0(これが彼のメイン・ツールのよう)によって製作されたとのことです。随所で聴けるご機嫌なギターフレーズがポジティヴなパワーを放つと同時に、Popなメロディとゆるやかに流れる電子音が、暖かい空間を演出します。テンポのよい曲と、ドリーミィともいえる落ち着いた曲とがあって、バランスがいいですね。攻撃的、破壊的な要素はまったくないので、楽しく聴くことができるかと思います。M-1のような、無機質な、飄々としたヴォーカル曲も、もっと聴きたかったです。

 homepageでは多数の音源がフリーで公開されていますので、気に入った方は訪れてみては。≫ [Multifaros > musicpage]


 and…
 - Multifaros Discography at Discogs
 - Super Multifaros Discography at Discogs


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Buddha on the Moon – 『The Last Autumn Day』

月曜日, 1月 25th, 2010

 
 Buddha on the Moon – 『The Last Autumn Day』


 - Tracklist –
 01. Stratospheric
 02. Crepe Paper Airplane
 03. Providence
 04. Butterfly Collector
 05. Glider
 06. Ordinary Sky
 07. The Esplanade
 08. Which Will
 09. …Like a Cold White Light
 10. Losing (Dub)


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/buddhaonthemoon.bandcamp.com/album/the-last-autumn-day');" href="http://buddhaonthemoon.bandcamp.com/album/the-last-autumn-day">Stratospheric by Buddha on the Moon</a>


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 Release Page Download Free!

 Release Date : 1998.09.22
 Release : bandcamp

 Keywords : Alternative, Indie, Pop, Shoegaze.


 - Buddha on the moon
 - Buddha on the moon on MySpace / on Last.fm


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 アメリカはテキサス州ヒューストンのバンド、Buddha on the Moonの作品がbandcampにおいてフリーで公開されています。HK Kahngが核となっているバンドのようですが、他メンバーの入れ替わりは激しいようで、詳しくはMySpaceのプロフィールを参照。そして現在は、バンド活動は停滞、もしくはお休み中のようですね。

 今作は1998年にリリースされた二枚目のアルバムですが、録音方法や時期が異なる楽曲を集めた、少し特殊な作品のようです。1枚目の『Stratospheric』は、いかにも90年代のAlternative/Grungeを感じさせる、ハードなギターが印象的な作品ですが(疾走感と倦怠感を併せ持った作風はDinosaur Jr.やEugeniusのような)、今作は確かにそこから離れています。たとえばMySpaceで影響源にあげられているGalaxie 500のような、甘さとささやかなサイケデリアを持った、Popな作品に仕上がっています。Shoegaze的なギターはほとんど聴こえず、代わりにクリアなギターの響きが印象的で、以前より空間を生かした音作りになっていると思います。
 ゆるやかなリバーブ、豊かなメロディ、それをなぞるHK Kahngの力まない歌声が、暖かい広がりを生み、冬の陽だまりを思わせる。黄金色のひととき。1stの力強さも好きですが、私にはおそらくこちらがマッチしています。M-9のAmbient的なサウンドスケープも良いです。ちなみに、現時点での最新作『Cosmonauts』はSynth pop/Electronic寄り。


 - Related Release :
  ≫ 『Stratospheric』
  ≫ 『Cosmonauts』


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Some rights reserved. Please refer to individual track pages for license info.




Astronomical – 『Nostalgia』

水曜日, 1月 13th, 2010

 
 Astronomical – 『Nostalgia』


 - Tracklist –
 01. Vacation? Nope, Evacuation
 02. Hiding Under Covers
 03. New Friends and Empty Words
 04. Hide and Seek
 05. Fabulous Things Will Come
 06. Your Head On My Chest
 07. Non-Stop Treadmill
 08. Train Rides, Tell Secrets
 09. It Puts a Smile On My Face to See You Happy,
    Even Without Me In Your Life
 10. 10 Feet of Water Underneath Me
 11. Crescent City
 12. You Can Never Really Know
 13. There Is A Bigger World Around Us
 (mediafireよりダウンロードできるファイルは、上記に加えて、
  ”Porcelain”、”Enough Is Enough”の2曲が多くなっています。)


<a onclick="javascript:pageTracker._trackPageview('/outgoing/astronomical.bandcamp.com/album/nostalgia');" href="http://astronomical.bandcamp.com/album/nostalgia">Vacation? Nope, Evacuation by Astronomical</a>


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 Release Page : bandcamp / mediafire Download Free!

 Release Date : 2008.10.15
 Release : bandcamp / SelfReleased

 Keywords : Ambient, Electronica, Emo, Piano, Pop, Vocal.


 - Astronomical on MySpace

 - The Memory Farm (Robertが書き手の一人であるブログ)
 - Neckbeard (Robertが加入しているバンドNeckbeardのブログ)
 - Southern Soundscape (ニューオリンズのインストゥルメンタルバンドのネットワーク?)


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 Astronomicalはアメリカはルイジアナ州ニューオリンズのアーティスト。Robert Landryのソロ・プロジェクト。これまで多くのバンドを渡り歩いてきたようで、ソロでも音楽を作ってきていたようですが、今回のプロジェクトAstronomicalでは、自身でもこれまでとは異なる手ごたえ、確信を持っているようです。

 鍵盤を基調にしたMelodicな楽曲の連打で、冒頭から圧倒されます。クリアなギターや軽快なドラムも交え、さまざまな電子的音色が飛び交い、とてもカラフルで、Popな作品。聴き始めはInstrumentalかと思ったのですが、ときおり歌が聴こえてきます。けれどそれはメッセージ的なものではなく、感情の表現、という言い方が相応しい。このヴォーカルパートが多分に情感を持っているので、私はEmoを感じたのですね。と同時に、Melodic/Electronicなバックトラックがあるので、Emotronicaという言葉を使ってもいいかもしれません。
 1曲の中にいろいろな要素を混ぜてくるのが彼の特徴で、ウッドベース?に重いドラムだけで途中進行するM-5や、へヴィーなベースラインとざらついたギターがうなるM-8などは、他との毛色の違いが引き出しの多さを感じさせます。けれど最終的にはそこにPopな要素を注入してくるんですよね。花が舞い散るような、どこか東洋的な旋律を感じさせるM-2や、M-10, 12などは、きっと日本人の琴線にも触れることでしょう。ちなみにbandcampのリリースから外されている2曲ですが、なるほど確かにこれは作品のコンセプトにそぐわないかもしれません。どこか煮え切っていないのと、軽快さを欠いているのとで、外されたことも納得できます。

 私はPop musicは手軽に聴きたいという思いがあったりするのですが、そしてRobertもそのような思いをおそらく持っていると思うのですが、それにしては、今作はやや冗長な気がします(2曲外してもなお)。その点が玉に瑕ですが、それでもこれだけの作品をフリーで提供してくれていることに、多くの感謝です。とにかく聴き手に快適な気持ちを味わってほしいという望みがあるようですが、それは少なくとも私には成功しています。もしかしたらその望みの強さが、作品の長さに比例しているのかもしれませんね。



Adhitia Sofyan – 『quiet down』

土曜日, 12月 26th, 2009

 
 Adhitia Sofyan – 『quiet down』


 - Tracklist –
 01. Adelaide Sky
 02. Memilihmu
 03. Blue Sky Collapse
 04. Invisible
 05. Greatest Cure
 06. In To You
 07. Reality
 08. Deadly Storm Lightning Thunder
 09. W.Y.L
 10. City of Flowers
 11. Number One


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 Download ZIP Free!

 Release Date : 2009.02.18
 Release : SelfReleased

 Keywords : Acoustic, Indie, Pop, Singer song writer.


 - adhitiasofyan.wordpress.com
 - Adhitia Sofyan on MySpace / on Facebook / on Twitter / on YouTube


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 Adhitia Sofyanはインドネシアのシンガーソングライター。Homepageを見ると、Virus-Communicationの創立者とかなんとか書いてありますが、難しいことはよく分かりませんので割愛。これまでにも1st EP『I’m Not Getting Any Slimmer』、2nd EP『Live from his bedroom』(スタジオ録音的な)とフリーでリリースしてきていますが、今作1st Full Albumもフリーでリリース。

 全編アコースティックギターの弾き語りスタイルなのですが、実にいい! 曲はもちろんのこと、やさしい音作りに加えて、Adhitiaの歌声が、作品の格を上げているのは確実でしょう。プロフィール画像を見ると、丸坊主に眼がねをかけた素朴な風貌なのですが、このウィスパー気味の、甘さも秘めた暖かい歌声はどうだろう。耳を奪われる歌声だ。
 アコースティックな作品というと、私は聴いていて飽きてしまうことが多いのですが、この作品は曲ごとの個性もはっきりしていて、なおかつPopでとても好ましい。ほとんどが英語で歌われている歌詞も(Homepageで閲覧可能)、大事な人との別離や、それを受け入れられない自身を綴ったセンチメンタルなものが多いように思えますが、PopなメロディとAdhitiaの歌声が、生々しさよりも音楽としての聴きやすさを生んでいる。

 今作に入っている歌は、すべて1st EPにも収録されていますが、おそらくすべて再録されています。1st EPよりもコチラの方が、アレンジに手が加えられている印象がある。つまり1st EPの方がよりAcousticな印象。私はそちらの方が好きだったりする。”Reality”の持っていた、まさに”君”がそばにいないことで現実感を失った、どこか幻想的なイメージが好きなのですが、1st EPにある、歌を生かした素朴な音作りの方がどこかファニーな空気も漂っていて好きですね。

 歌詞は”I”と”You”が多用されていますが、自身のことを歌っているというよりは、誰かの物語を綴っているような印象です(詳しくは分かりませんけどね)。どこか客観的な視線を感じます。それがまたPopミュージックの側面を強めているのでしょうが、しかし”W.Y.L”だけは私の中では印象が違っていて、とても深いものを感じます。(おそらく)今はもういない君を想って、独りで墓地に立ち、不死の世界を探す。”I give a little more / I walk a little further / Fly a little higher / To get to you”という最後のセンテンスはどう解釈すべきだろう。Popなメロディでコーティングされているが、とても暗く、思いつめた歌詞なのではないかと、私は思う。
 非常に素敵な作品なので、激しくお勧めです。

 またHomepageでは割と頻繁にフリーでトラックを公開しているようですので、気になる方はチェックしてみてください。


 - Related Release :
  ≫ 『I’m Not Getting Any Slimmer』 [DL
  ≫ 『Live from his bedroom』


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– Adhitia Sofyan : Reality (original) –




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